フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

赤いシャツの森の住人

ミミズの家に行く道すがら、小さな森があります。大きな通り沿いにあるため、ゴミを不法投棄する人がいて、いつもゴミが落ちています。この通りは、ミミズとの散歩道にあるため、いつもこの森を見ながら家に向かいます。

 

ある日、ミミズは赤いシャツを見つけました。よく見ると、それは赤いポリタンクでした。でも、ミミズは「ママ、赤いシャツがあったよ。この森にはだれかが住んでいるんだよ」と話しはじめ、このお話ができあがったのです。

 

赤いシャツの森の住人は、森から一度も出たことがありません。いつも森にいて、だれにも見られずに静かに暮らしています。でも、おなかが空くと、何か食べて、そのゴミは森の外に捨てます。だから、森のすぐそばの通りには、いつもゴミが落ちているのです。

 

このお話はまだ終わっていません。だから、「つづく」で終わります。でも、もしかしたら、明日にはこのお話をしなくなるかもしれません。だから、ミミズの創造した物語の記念として、ここに記しました。

 

子どもの想像力は計り知れません。アイディアの宝庫です。これはミミズに限ったことではなく、どんな子もいろんなことを創造しているんだと思います。このことに気づいた大人は、こうして記録しておいてあげるといいと思います。この物語が、いつかミミズに役に立ちますように!