フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

アート展に行ってきました

今朝の課題は、

促音2
(ぷりんときっずより)

カタカナかるたの読み
(ちびむすドリルより)

カタカナの読み(1枚)
動作のことば

はんたいのことば

ミミズの一週間

今朝ものんびり8時ごろまでお布団で遊びました。朝ご飯を食べながら、読むプリントをやりました。最近では、促音は「ほつとけーき」と読んだ後に「ほつとけーきってなあに?」と聞くと「ホットケーキだよ」と答えます。促音を見た瞬間に発音するのはまだですが、少しずつ理解をしているように思います。

天気がよかったので、9時すぎにお散歩に出ました。とてもいい気分。久々に子猫を見つけて、しばらく遊びました。かわいい。白い長靴を履いたような模様のある黒い猫です。

しばらくしてから食事の支度、お昼ご飯をみんなで食べました。それからしばらく待機。というのも、実はおととい、ミミズのひいおばあちゃん(ミミズはおばあちゃんと呼んでいます)が入院してしまい、病院に行こうと思っていたのです。マミーが「もしかしたら検査をするかもしれなくて、そうなったら今日は会えない」ということだったので、その連絡を待っていました。結局、15時ごろ、検査をするかどうかわからないので、今日は病院に行かないほうがいいということになり、アタシたちはお友だちが出店しているアート市場を見に行きました。

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日本人のお友だちで、手作り和物を売っています。人足はまあまあ、高齢者が多く、商品を手にするものの、買う人はまばら。と言っていた矢先、いろいろ購入した人がいたり、なかなか客層を読むのがむずかしそうでした。ミミズは、しばらくいい子にしていましたが、やっぱりだんだんと退屈になり、たまに見て回ったりしながら2時間ほど過ごしました。

家に戻り、しばらくして食事の支度、18時には早めの夜ご飯を食べ、19時すぎにお風呂へ。今日は久々にお手て絵本をやりました。支離滅裂ではあるものの、「むかーしむかしあるところに、ママが、おじいさんとおばあさんと、キリンさんが…」と、さまざまな登場人物が出てきて、「わるい奴」につかまったママをミミズが助けようとするお話をしてくれました。何だかすごい展開で驚きました。また、はじめてだれかに完全になりすました「ごっこ遊び」をしました。ミミズはエミリー(機関車トーマスくんに登場するキャラクター)で、アタシがトップハムハット卿。「エミリー、今日はしっかりと仕事をしているのかな?」と聞くと、「はい、トップハムハット卿」と答えます。たいした会話はしませんでしたが、こういう遊びをするようになったということは、社会性がずいぶんと身についたのかなぁと思います。

ミミズはほかの子にくらべてフランス語を十分に理解せず、扱うことができません。それでもこうして社会性が築かれていくものなんだと感心します。実際、ミミズは幼稚園でかなり萎縮していると思います。言いたいことも言えず、言われたことがわからず。それでも、ミミズはお友だちも先生も大好きなんです。心が痛くなってきます。「ミミズはもっとフランス語を学ぶべきだ」と先生に言われますが、一理あると思います。でも、アタシにはフランス語を教えることはできません。ミミズが習ったフランス語を日本語に置き換えて理解を深めることしかできないのです。だから、せめて家では居心地よくしてあげないといけないなぁと思います。

さて、今日は1時間ちょっとでお風呂から上がりました。歯を磨き、パパとしばらく遊んでから、二階へ上がりました。また今日も『お化けの冬ごもり』を読みました。もうだいたい暗記しています。で、いっしょに読みました。電気を消してしばらくすると、「ママ、お布団の中に手を入れた方があったかいよ」と言って、眠ってしまいました。

明日は幼稚園です。秋のお休みが終わってちょうど3週目が終わりました。あと3週間でクリスマスのお休みです。いろいろ言っても、急ピッチでフランス語を吸収しているので、お休みが待ち遠しいです。幼稚園で習っているようなことをどんどん日本語でも教えていき、日本語とフランス語が上手に切り返せるようになったらいいなぁと思います。