フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

ママのためにわたしが教えてあげるね

今朝の課題は、

長音10
(ぷりんときっずより)

カタカナの読み(1枚)

動作のことば

はんたいごカード

擬声語

くらべるもんだい しゅるい3

「も」と「や」を書く

やっぱり朝はつらいですね。7時に声をかけましたが、まだ眠たいと目を開きません。仕方なく、昨晩、お風呂で撮ったビデオをつけると、パッと起きました。自分が映っているビデオを見るのが大好きです。

今朝、お着替えシーンをビデオに収めました。明かりをつけても全体が暗く、見えづらくなってしまいましたが、上手にパジャマをたたむところを記録しました。おばあちゃまにさっそく送ってあげよう。

朝ご飯を食べながらお勉強。この習慣はもうすっかり身についています。今日もさほど難しくはなかったみたい。くらべるもんだいは、明日以降、少し難しくなります。

幼稚園に行きました。今日も寒い朝でしたが、子どもたちは元気はつらつでした。「ねぇ、ママ、先生に今日はお昼寝しないって言っておいて」とミミズが力説するので、いちおう伝えておきました。「寝ると咳が出るの」と言います。先生に聞いてみると、そんなことはないそうなんだけど…。

 

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今日もお迎えはパパが行きました。アタシは、ミミズが帰ってくるのに合わせて、ケーキを作りました。いつでものシフォンケーキにフルーツを合わせて生クリームで飾ったかんたんなものです。それでも「わぁ〜おいしそぉ〜」と大喜びしてくれました。

今日もプレイモービルで遊んだり、バーバパパのボーリングで遊んだり、録画したビデオを見たりして、楽しい午後を過ごしました。天気がよかったのですが、とても肌寒く、残念ながら外では遊びませんでした。

気づくと食事の支度をはじめ、早めに夜ご飯を食べました。食事中、パパがテレビを付けると、「ねぇ、ママ、フランス語のテレビ、わからないでしょ?」と突然ミミズが言いました。「そうね、わからないわね」と言うと、「ママのためにわたしが教えてあげるね」と言って、なぜかバーバパパの歌を歌いはじめました。それにしても頼もしい娘です。いつか本当にわからないことを教えてくれそうです。「だってママはいつも日本語でしょ。パパはフランス語だから、わたしはフランス語がわかるし…」と、ふたつの言語を理解していることに誇りを持っている感じです。

お風呂で服を脱いでいると、シャツを頭から通す途中でそのままにして、まるでターバンでも巻いているかのような格好をして喜びます。こういうこと、子どもはよくやると思うのですが、そのひとつひとつを見ていると、弟が幼いころを思い出します。よくこれをやって笑わせてくれたのです。おもしろいなぁ。そして湯船に入ると、いつものようにケンカごっこをして遊びました。ビデオに撮るというので録画しました。それから、鬼のパンツの歌も録画しました。いろいろ考えた手振りつきです。「すごいぞ〜すごいぞ〜」というところで、怖そうな顔をするのですが、ミミズがすごい顔をするからおもしろいです。早くおばあちゃまに見せてあげたいです。

お風呂から上がるともう21時を過ぎていました。「今日はふたりね」と言うので、「2冊ね」と言って、『100万回生きたねこ』と『せつぶんワイワイまめまきの日』を読みました。ミミズは『100万回』の著者である佐野洋子さんのほかの本も読みたいと言います。すばらしい作家であると同時に、ユニークな女性でもあったので、アタシも大ファンです。日本に行ったら、ぜひ絵本もエッセイも購入したいと思います。

お布団に入りましたが、なかなか眠れませんでした。今朝は「お昼寝しない」と言っていましたが、たぶんぐっすり眠ったのだと思います。アタシの方が眠たくなってしまいましたが、23時近くにようやく眠りました。明日の朝は起きるのが大変かもしれません…。