フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

日本旅行(6月14日~15日 富士山へ)

6月14日

おばあちゃまが起きる5時半に起床、朝ご飯を食べ、6時半すぎに家を出ました。池袋駅に着いたのが7時前。高速バスのバス停はすぐにわかりました。少し遅れて到着。みんなで乗り込みます。
 
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バスに揺れること2時間、道中、快適なバスでの移動でした。河口湖駅に着き、少し撮影。しばらくすると、ガイドさんから電話が入り、無事、ガイドの栗林さんとミート。今回のガイドさんは別の方で、この方はほかの方たちと別のツアーを行くとのこと。道の駅までいろんなおしゃべり。富士山の写真を撮ってらっしゃるとか。青木ヶ原の樹海に家があるとか。なかなかおもしろい方だったので、わずかの時間でしたが楽しかったです。
 

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道の駅で今回のガイドさん、志村さんと合流。とても感じの良い方で、のりおじちゃんと同じ年でした。道の駅で石についてのお話。どうやって富士山ができたのか、どうして富士山は特別な山なのかなど、実に興味深い話でした。富士山は3つの山からできているのだそうです。本来、火山でできた山は最高で2000mぐらいなのだそうですが、富士山は噴火が3回起こってできた山なので、3776mもの高さになったのだとか。知らなかった…。
 

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車に乗り込んで、青木ヶ原の樹海へ。途中から許可書がないと入れない区域に。青木ヶ原の樹海は、土の部分が深さ15cmぐらいしかないため、根が地底を這うことができず、根っこが地上に出てきた状態で、木同士が支え合ってできているという。なるほど、だから不思議な自然の空間が生まれたのかと驚きました。しばらく歩くと、目的の富士山風穴に到着。ここから洞窟探検となります。
 

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ヘルメットをかぶり、ライトを付けて、いざ出陣。観光地ではない本物の洞窟なので、灯りなどもまったくありません。寒くて凍っている洞窟の中をゆっくりと入ります。ミミズ、志村さんにときどき抱っこしてもらいながら、アイスパレスと呼ばれる最終目的地まで進むことができました。幼いこどもは怖がって入れない子もいるとか。足がぬれてしまい、泣いてしまいましたが、とりあえず最後まで行けたのでよかったということに。それにしても、志村さんにはご迷惑をおかけしました。
 

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それからしばらく歩いてお弁当。おにぎりとからあげのお弁当で、とってもおいしかったです。3つのおにぎりをパクッと食べてしまいました。お弁当を食べたあたりは、ちょうど木の種類が変わるところで、そこからぶなの森がはじまります。このあたりの森は、まず赤松やひのきの森が生まれ、それから別の木(忘れてしまった)が生えてきて、最後にぶなの森になるのだそうです。だから、ぶなの森は森の最終形態ということになるわけです。樹齢400年ぐらいの大きなぶながあったり、本当に楽しい森遊びでした。フランスでは見たことのない虫や草木があって、実に興味深かった。志村さんがいなかったら、こんなにいろんなことを知ることはありませんでした。
 

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ゆっくりと車を止めた地点まで戻りました。途中、りすが食べた松ぼっくりがありました。まるでエビフライみたいでしょと、志村さんが準備してくれておいた森のエビフライのプレゼント。すばらしい思い出となりました。
 

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今回の宿まで送ってくれて、そこでさようなら。とても楽しい観光で、大満足でした。
宿でしばらく休んでから、河口湖の方へ。ミミズ、白鳥のボートを見つけて、「乗りたい!乗りたい!」と大変。30分2000円は高い。ということで、泣き叫ぶミミズにはかわいそうだったけれど、この日は近くの散策。ゆっくりと湖の周りを歩いていると、富士山がキレイに見えました。すてき! みんなで合掌。そして、夜ご飯をスーパーで調達して帰ってきました。

ちょっといい加減な食事でしたが、カップ麺の吉田のうどん、お総菜などで適当に済ませました。ほかに滞在客がいないということで、思い切りやりたい放題。スタッフの方に着付けをしてもらい、三人で浴衣を着てポーズ。彼女は来月結婚されるとか。フランスに帰ったらプレゼントを贈ろうと思います。それから三人でお風呂。小さな湯船に浸かりました。お風呂から上がり、お布団を敷き、お布団に入ると、zzz… とっても楽しい一日でした。
 
6月15日

朝、起きてすぐに窓を見ましたが、富士山は見えませんでした。残念。天気はとてもよかったんだけど、朝はなかなか見えないのかな。そういえば、ガイドの志村さんは、年間3分の1ぐらいしか見られないとおっしゃっていました。

軽い朝食をいただきました。パンとジャム。コーヒーもありました。ありがたくいただき、朝のスタッフの方としばらくおしゃべり。ミミズ、キャンディをいくつもいただきました。まったく図々しい。
 

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荷物を持って河口湖の方へ。この日はかちかち山に登る予定でした。で、向かってみると、なんとケーブルカーが午前中は運休。残念。そしたら、何としても白鳥のボートに乗りたいと言い張るので、根負け。みんなで乗りました。
 

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お昼をカチカチ山の頂上でいただこうと遊歩道を探してみましたが、どうしても道が見つからず、ミミズが退屈して疲れたと泣き出し、見晴らしのいい場所でお弁当タイム。
 

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再びケーブルカーで道を聞き、頂上まで登ることに。ミミズ、はじめはぐずっていたけれど、歩き出したら「元気100倍」とか「もう4歳だし」と言って、ヒョイヒョイと登りはじめました。パパとママ、ミミズについて行くのが大変。で、40分ほどかかる山道を30分ぐらいで登り切ってしまいました。

 

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富士山は雪帽子がどうしても見えず、パパはぎりぎりまで待ちたいと言います。そのため、頂上で待っていました。残念なことに、工事中やら何やらで、たいして見るところがありませんでしたが、それでも富士山を前にいい気分。15時半ごろ、少しだけ姿を見せたところで写真を撮り、下山することに。パパ、太ももやら背中やらが痛くてかわいそうでしたが、ミミズは飛び跳ねながら降りていきました。のんびりと駅へ。17時前に到着。

帰りのバスは17時18分初ということで、しばらく駅で待っていました。最後のお土産。ミミズもパパもそれぞれが富士山のキーホルダーを購入。それからポストカード。幼稚園のお友だちに送ろうと思います。

バスに乗り込むと、運転手さんが、後ろの席が空いているので使ってくださいと言ってくれました。おかげで、ミミズは池袋駅までの2時間ほど、ぐっすりと眠ることができました。到着すると、いささか寝ぼけていましたが、家に着いたら元気が出てきて、おばあちゃまが用意してくれた夜ご飯をいただきました。しばらくして、いとこのネズミくんたちが来ると、元気120%となり、みんながいるところで大興奮。ネズミくんもなんだかうれしくていっしょに踊り、楽しいひとときでした。

 

というわけで、大変な思いをした小旅行が終わりました。疲れたけれど楽しかった。富士山も見ることができたし、探検も散策もできました。都心から2時間で行けるから、今度は日帰りでもいいかも。