フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

柔道がはじまった

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今朝の課題は、
カタカナの読み
長音11
カタカナのオノマトペ
ものの数え方
2ケタの数字(81~90)
時計の読み方
かるたの読み

です。

昨晩は何度も目を覚ましました。喉が渇くのです。咳も出ます。体も熱くて、調子が悪い感じ。ダイジョウブかなぁ…と心配しましたが、今朝は7時前に元気よく起きました。調子がよさそう。咳もあまり出ません。

朝ご飯を食べてお勉強をしました。今日は以前おばあちゃまから買ってもらったとけいのえほんを使って、10時、11時、12時と、時計を指す練習をしました。長い針が一周すると短い針がひとつ動くという仕組み、4歳の子に理解させるのはむずかしいんだけど、何となくやってみて、何となくできました。

それから畳でガメラを見ました。けっこういい話なんだけど、ミミズ、少し退屈。ママ、ちょっとパソコンでお仕事をしていたからです。途中ですねたり。

でも、時間になると準備をして、柔道へ。今日が正式に柔道のクラスに参加するはじめての日です。ワクワク、ドキドキ…。

道場は、子どもの数よりも親たちの数のほうが多く、少し熱気だっていました。ママは少し前の方に座り、先生が話していることをメモしました。だって、ミミズ、先生が説明していることをあまり理解していないみたいだったから。

今日習ったこと:

正座をして礼

はじめ、まて(柔道をはじめるとき、やめるとき、日本語を使う)

前を向いて走る=marche avant
後ろ向きに走る=marche arrière
うつぶせになって歩く=serpent(へび)
しゃがんで飛ぶ=grenouille(かえる)
うつぶせで手足を4本立てて歩く=loup(おおかみ)
うつぶせで手足を3本立てて歩く=scorpion(さそり)
突然止まって動かなくする=statue(像)

ペアになって練習
ひとりが仰向けで横になり、もうひとりがおへそのあたりを触ろうとする。横になっている方はそれを阻止する。
(ミミズはこの説明の意味を理解しておらず)

最後に帯を締めなおす

正座をして礼

以前、講道館で体験練習をさせてもらったときは、楽しかったけれど、もっと柔道っぽい厳しい練習をしました。少しちがいますね。一番大きなちがいは親の態度。日本では、親たちも正座をしてきちんとしていますが、こちらはまったくそんなことはありませんね。連れてきた子どもが畳の上で遊んでいても叱らないとかね。アタシの横に座っていた子は寝っ転がって足で何度も蹴られましたが、親は何も言いませんでした。ちょっと考えられないですね。というわけで、柔道は礼儀作法が見につくと言われ、子どもの教育によいとされているようです。

さて、ミミズの柔道初日の感想は、「あの先生、嫌い、何言っているのかよくわからないし…」でした。「ママもよくわからなかったから、いっしょに勉強しよう」と励ましましたがどうかな。

柔道の帰り、お肉屋さんに寄ってから戻り、すぐにおばあちゃまとスカイプ。ミミズ、すごくうれしそうにおしゃべり。「あーちゃんに会いたい」と繰り返しました。来年の夏まで少し時間があるけれど、あっという間にクリスマス、年が明けて、春が来たら、すぐに夏がやってくるよ。それにしても、楽しそうにはしゃいでいました。

午後、パパがお昼寝をしている間、ミミズとママは畳でまったり。ミミズ、柔道の疲れが少し出たのか、咳込むシーンも。ちょっぴり心配。

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パパが起きてから、みんなで自転車に乗って散歩。途中、雨に降られるものの、いい運動をしました。ミミズ、寒くないと言っていたけれど、夕方になると咳がひどくなりました。

夜ご飯を食べるとすぐにお風呂。咳が止まらず、泣き出したり。明日はのんびり家でゴロゴロがいいね。お風呂から上がり、お布団に上がると、さらに咳はひどくなり、眠るまでずっと咳込んでいました。明日にはよくなるといいんだけど…。