フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

記憶力がいいらしい

f:id:mimizu55:20170928050650j:plainf:id:mimizu55:20170928050912j:plain
今朝の課題は、
カタカナの読み
促音6
カタカナのオノマトペものの数え方
2ケタの数字(31~40)
時計の読み方
かるたの読み
です。

今日は水曜日。朝、いつものように支度をして、急いでお勉強を済ませると、おばあちゃまたちとスカイプです。

ネズミくん、また一段と大きくなりました。ボンジュールと言います。少し照れながらね。かわいい。バス、トラックなど、言葉が増えてきました。ミミズはおばあちゃまにうんこドリルを披露。繰り返しているのでずいぶんとうまくなりました。ステキ!

幼稚園には少し早めに行きました。昨日の保護者会で、登園時間について指摘がありました。アタシたちは遅れることはありませんけどね。で、幼稚園に着くと、先生にごあいさつ、そして名札を探します。そのとき、先生から「ミミズは視覚的な記憶力がすぐれているわ」とほめられました~! 幼稚園の先生からほめられたのははじめて! フランス語の理解力や表現力は、ほかのフランス人の子たちよりも劣っているところもあるけれど、ほら、やっぱりすぐれていることもあるのね!

というわけで、今日はとてもいい気分でした。お昼前、迎えに行くと、ノーランのおばあちゃんから、来週からはママがお迎えに来るからもう会えないわねとのこと。残念。とても感じのいい人で、おしゃべりのひとときはとても楽しかったんだけどな…。今度コーヒーを飲みましょうと誘ってくれましたが、かんたんに訪ねていっていいものか…。ま、どうせまた会えるでしょう。

今日はママがお迎えに行ったせいか、しばらくワガママな態度でした。コートはひとりでは脱げない、靴も脱げない、疲れた…などなど。お昼ご飯を食べ、テレビを見ながらしばらくダラダラ。パパが帰ってくると、お散歩へ。

お得意のキックバイクでビュンビュン走っていきます。ビデオを撮ってほしいというので撮ってあげましたが、走り抜けていってしまいます。で、ずっと遠くまで行くと「ちゃんと撮った?」と聞きます。それにしても、まったくわんぱくな女の子になったものだなぁと感心します。今日はあちこちになっていたいじちくを食べました。おいしかったぁ。大きないちじくの木にはたくさん実がなっていました。今日もありがとうと言いました。

家に戻ると、畳でテレビ鑑賞。だらっと座りながら、ドラえもんを見ました。どこから学んだのか「ばかばかしい…」とつぶやいてはニヤッと笑いました。本当に毎日、すごいです。

でももっとすごかったのがパパとの言い合い。パパは今日、何だかご機嫌ななめで、ミミズが疲れてぐずっていると怒られました。すると、すごい勢いで言い返します。ビックリ。ミミズって本当にすごい。たくましい。立ち向かっていく姿、勇者って感じです。

夜ご飯を食べると、パパがミミズを連れて散歩。ママはお風呂の支度をしました。ミミズ、葉っぱのプレゼントを拾ってくれて、ママにプレ是のt。それからお風呂に入ると、今日もキャッチボールごっこ。とても上手。「ママ、『蒼路の旅人』は?」と聞いてきました。ミミズ、ママが読んでいる本に興味津々で、タイトルをすぐ覚えます。漢字を指さしながら読むので驚きますが、本当にすごい記憶力です。

お風呂から上がり、二階へ。久々に『うらしまたろう』を読むと、「どうして煙が出てきておじいちゃんになっちゃったの?」と聞いてきます。「竜宮城で過ごした時間が楽しくて、おじいちゃんになるまで遊んでいたからじゃない?」と言うと、「でも、アンパンマンは顔が小さくなっちゃったら新しく作り直してくれるのに、どうしてうらしまたろうは元に戻らないの?」と、おじいちゃんになったことがどうしても腑に落ちません。本当にいろんなことを考えるなぁと驚きます。で、納得せぬまま、ミミズは眠ってしまいました。