フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

幼稚園でどらやきを作りました

f:id:mimizu55:20171020043153j:plainf:id:mimizu55:20171020043222j:plain
今朝の課題は、
カタカナの読み
長音4
カタカナのオノマトペ
ものの数え方
2ケタの数字
時計の読み方(10分から60分まで)
かるたの読み
です。

ここ数日、いつもとたいして変わらない毎日を過ごしていました。でも、今日はいろんなことがありました。

朝、いつものように起きましたが、ちょっぴりウキウキ。実は幼稚園でどらやきを作る日だったのです。朝ご飯を食べ、お勉強して、うんこ漢字ドリルをやって、幼稚園へ行きました。

幼稚園に着くと、ママはそのままクラスに残りました。お友だちは何だかワクワクしています。みんな、ママに引っ付いてきました。いつものように朝がはじまりました。ママはこれまでどんなことをやっているのか知りませんでしたので、何だかおもしろかったです。

まず、いつも歌う歌を歌い、カレンダーの日付を読み、数字を数え、欠席者を確認します。今日は木曜日です、手をたたきながら、jeudiと言い、音が何回あるのかを確認。いま、ママは日本語を教えているので、非常に興味深かったです。日本語でも、シラバスの数を数えますが、同じだなぁと。

それからさっそくお料理の準備。先生はかなり下準備をしっかりとしていて、まずは全体で何を作るのか、あずきは何か、何色か、水につけたらどんな色に変わったかなど、子どもたちに質問し、子どもたちが答えます。24名をふたグループに分け、ひとりずつ卵を割り、砂糖、はちみつ、油、ふくらし粉、小麦粉など、量を図ってボウルに入れていきます。それからひとりずつかき混ぜます。

生地ができたらしばらく冷蔵庫に入れ、その間、お外で遊びました。ミミズがよくキックバイクを貸してあげたとか、砂場で遊んだとか、断片的に話していたことが、今日、ひとつの線につながりました。

それからまた教室に戻り、今度は小豆を濾すグループ、お絵かきをするグループ、生地を焼くグループに分かれ、どらやきを焼きはじめました。ママはフライパンの横でお手伝いをしましたが、それぞれが目をキラキラさせて焼いていました。

生地が焼き終わると、先生がこしあんを載せて、どらやきが完成。味見はお昼寝の後ということで、ママはいったんお家に戻りました。そして、いつものお迎え時間の少し前に幼稚園に行き、みんなで味見をしました。

フランスでは小豆を甘くして食べないため、ちょっぴり違和感がある子が何人もいました。ミミズは率先して、たくさんアンコを食べていました。先生はけっこう気に入ったみたいで、おうちで3回ほど作ったそうです。先生はけっこうビシッと厳しい先生ですが、教え方は上手なのではないかと思います。今回の料理の授業もかなりしっかりと計画がなされていたと思います。ママは非常に勉強になりました。

で、家に帰ると、何だかぐったりして、ママはソファで居眠り。ミミズはママに引っ付きながらテレビを見ました。はっと気づくともう夕方。ミミズはサッカーをやりたがりましたが、今日は疲れたのでやりませんでした。

夜ご飯を早めに食べ、お風呂へ。お風呂の電球が切れてしまい、真っ暗な中でお風呂に入りました。懐中電灯で楽しかったね。石けん風呂にしたので、泡で楽しく遊びました。お風呂から上がると、久々に『けんた・うさぎ』を読み、明かりを消すといつの間にか眠ってしまいました。

明日で秋休みがはじまります。2週間もバカンスです。はてさて何をしようかな。