フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

水ぼうそう

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ひなまつりの日の翌日の日曜日、突然、ミミズが「背中がかゆい」というのでかいてあげようと服をめくったら、ポツポツとふきでものが出ていました。ちょっとビックリ。変なものを食べたかなとか、寒かったかなとか、いろいろ考えてみましたが、結局、水ぼうそうでした。

日曜日の夜、パパがしつこく心配するから、この発疹のことはだまっていました。ミミズも静かに眠っていたし。ところが、月曜日の朝、発疹が増え、しかも首の回りや顔のあたりまでブツブツが出てきたので、パパに話すと「幼稚園の連絡帳に書いてあったよ」とパパ。水ぼうそうが流行っていたのです。そういえば…冬休みに入る前、ミミズは調子が悪くて幼稚園を休みました。あのときに移ったのかもしれません。

幼稚園に連絡し、近所のホームドクターへ。このホームドクター、日本びいきなのでアタシにとてもやさしいのです。「水ぼうそうね」と言われました。「幼稚園ではやっているの?」と聞かれたので「はやっています」と答えると、ちょっと嬉しそう。たぬきの皮算用でしょうか。

というわけで、1週間、隔離生活を強いられることになりました。とりあえずこの日は調子が悪くてお勉強なし。ちょっと熱っぽかったけれど、やむなくパピー宅へ。それからママ、アルバイト。かわいそうなミミズ…。

この日、ミミズは体中がかゆくて、5分おきに起こされました。もう習字の練習どころじゃない、仕事どころじゃない、途中であきらめてミミズと横になったけれど、1時、2時、3時、4時といろいろあって起こされました。ま、こんなとき、徹夜体質でよかったと思います。とはいえ、久々だったので、今日の朝は起きるのがしんどかった…。

火曜日の朝、発疹はさらにひどくなっていました。口の周り、耳たぶのあたりまで発疹。首回りやおなかや背中は、赤いポツポツが少しおさまった様子。睡眠不足で不機嫌、なだめながらテレビを見させて気晴らし。こういうとき、ほかのことが一切できませんね。もちろん、勉強もなし。

どうしても外せない用事があったのでママが出かけると、ミミズもいっしょに来ると言います。で、ちょっとだけお出かけ。それから家に戻って食事の支度、ミミズ、ほとんど食べず。

午後、パピー宅へ。そのままアルバイト。ミミズ、ぐずって大変でした。ママがいいの、ママといっしょがいい…とね。

バイトが終わって迎えに行くと、ママがいなくて泣いちゃったと話していました。でも、どうやらかゆがらなかったみたい。少しおさまったのかな。

というわけで、夜、お風呂に入りました。昨晩は陰部がかゆいと言って大変だったので洗いました。身体があったまると、かゆくなるかもしれないので、30分ぐらい遊びました。でも、楽しそうだった。ミミズは生まれてからずっとお風呂に入ってきたので、お風呂が大好きです。

今日も眠れないかなと思いましたが、さすがに昨晩、眠りが浅かったせいか、お風呂から上がるととても眠たそうでした。二階に上がって、パパとしばらく動画を見て、ママを呼び、あそこがかゆい、ここがかゆいと言い、最後にはおしりをかいてあげていたら寝息が聞こえてきました。

幸運にも明日は仕事がないので、ミミズといっしょにいられます。さらに症状がおさまるといいなぁと思っています。

今回の教訓。水ぼうそうのような流行病は、防ぎようがないということ。突然起こることだけど驚かないこと。大人が驚くと、子どもはもっと驚きます。かかったらあきらめて治療に専念してあげること。犠牲を惜しまず接してあげること、かな。あとは、せめてほかに感染しないようにすることでしょうか。幼稚園や道場に連絡しました。とはいえ、しょうがないけどね。明日にはさらに落ち着いているといいなぁと思います。