フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

52個のチョコレート

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4月1日、フランスのイースターでした。スペインのイースターはセマナサンタと呼ばれ、春祭りなどで知られていますが、フランスでは、子どもたちが庭に隠されたチョコレートを探すという恒例イベントがあります。ミミズ、例にもれず、大張り切りでした。

朝、7時過ぎに目を覚ますと、すぐに「今日はよんがつだよね。チョコレートあるかな?」と言い、急いで着替えをはじめました。ミミズが朝ご飯を食べている間、パパが慌ててチョコレートを庭に隠し、「ベルがチョコレートを届けてくれたかな?」と言いました。フランスのイースターでは、ベルが遠くの国から空を飛んでやってきて、つかれて休んでいるところにチョコレートを置いていくという話があります。だから、木陰なんかにチョコレートが置いてあるわけです。ところが、ミミズはこの話の意味がよくわからず、理解するのに一苦労。でも、何となくわかって、さっそく捜索開始。

捜索の様子はビデオに収めましたが、「ここにあった!」とか「みんな見て!」と、ものすごいはしゃぎよう。15分ぐらい庭中を探し、家に戻って数えると52個もの卵型チョコレートがありました。なお、ミミズはフランス語で上手に数字を数えていました。

そして午後、親せきの家に行きました。ミミズ、幼稚園で作った紙製のかごと昨年もらったかごを持って行きました。長靴をはき、帽子をかぶって、すっかり準備万端。

親せきの家に着くと、すぐにチョコレートを探す気になっていましたが、まずはお昼ご飯をみんなで食べました。「まだ? つまらない」とミミズ、退屈な様子。結局、食事を食べてしばらくしてからようやく捜索開始となりました。いとこのマエヴァとふたり、庭中のチョコレートを探しました。それはそれは大量のチョコレート。ここまで買わなくてもいいよという量でした。ひとつは日本に持って行こうと思います。こんなの食べたら身体を壊しそう。

ママは何だかぐったり。帰りの道中、ミミズとぐっすり眠りました。

家に帰り、しばらくすると、軽い夜ご飯。お風呂に入ると、まだ遊びたいと言います。でも、お布団でゴロゴロしながら寝ました。けっこう疲れたしね。楽しい一日でしたが、ミミズのエネルギーにみんな疲れていました。