フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

熱せん妄

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昨晩、ミミズの熱せん妄という怖いというか奇妙な体験をしました。

昨日、とてもいい天気で汗ばむほどでした。薄着で遊んでいたせいか、夜になるとせき込み、熱が出ました。あったたかくして寝ていたら熱も引き、明日はいつもどおり幼稚園です。

が、昨晩はいつもと違っていました。トイレに起きて、また眠り、しばらくすると、鮮明な声で「ママ!」と呼ばれました。1時前だったかな。で、行くと、「いまね、花火が見えたの。緑色だったの、あ、また見えた!」と、見えない花火を見ていました。熱のせいだなと思い、ミミズといっしょに横になると、もぞもぞと眠れない様子。しばらくすると、ミミズに口をふさがれ、どうしたのかとたずねると、「だれかがママの口におしっこをして、ママが黒くなってディノサウルスになっちゃう」と言って、押さえつけられました。口も鼻も覆ってくるので、「もうダイジョウブだよ」と説得しますが、なかなかやめません。で、とうとうパパが起きてしまいました。

ミミズはパパにもディノサウルスの話をしますが、「熱のせいで見えないものが見えているだけだから、ママはダイジョウブだよ」と言いますが、ミミズ、号泣。最後にはママを怖がり、「パパといっしょに寝る」と言うので、ママは居間に下りていきました。ミミズを病院へ連れていくとパパが言い出しましたが、熱のせいだからダイジョウブと説得。ママは畳の部屋で寝ようとしたらミミズが来て、ママと畳の部屋で寝たいというのでいっしょに寝ました。

今日、4月6日は幼稚園をお休みさせましたが、まだ熱が少しあります。昨日のことを聞いてみたら、お布団で寝るとママが黒くなっちゃうから今日も畳で寝ると言います。

というわけで、ショッキングだった熱せん妄の話でした。のちに笑い話になるといいんだけど、今日は様子を見ようと思います。眉間にしわを寄せ、怖いものを見る顔でじっと見つめられた経験、忘れられません。

今日の夕方、柔道には行くと言っているので、元気だったらいっしょに行きます。