フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

相思相愛♥

今朝の課題は、

カタカナの読み(ローラースケート、じめんをスイスイ、すべるスポーツ/ワイシャツをきたら、かいしゃへおでかけ)
(ちびむすドリルより)

 

 


カタカナの読み(2枚)
数字と名前を書く練習
色の名前(12)

ももたろう3

朝、ママが居間に下りてしばらくしたら、ミミズが咳き込み、起きました。ママがいなくなると、すぐにわかるみたい。ま、隣で眠っているから、そうなんだろうけどね。音が聞こえてきたんだけど、ママを呼ぶこともしなかったので、見に行ったらふてくされていました。「ひとりで起きたの?」と聞くと、怒りながら「ひとりでできるから!」と叫びました。しばらくすると機嫌が直ってきましたが、何だかおもしろい一幕でした。

朝ご飯を食べながら教材をやりました。ミミズは日本語を読んでママにほめられるのが嬉しいみたい。スラスラと読みます。今日は色の名前と色を当てる問題をやってみましたが、「あか」と読んでわざと青を指差し、「ブブーッ!」と言い、赤を差して「ピンポーン!」とやりました。

ここのところ朝とても寒く、8時を過ぎないと空が明るくなりません。今朝は8時を過ぎると、空が真っ赤に染まり、とてもきれいでした。しばらくするとオレンジ色になり、黄色くなりましたが、雲の多い朝でした。昨日は少し暖炉に火を付け、日増しに寒くなってきています。幼稚園に行くときもとても寒かったのですが、車の中で大声で歌いながら楽しく向かいました。

幼稚園に着くと、ノーランとレオのふたりが先週までのアクティビティの続きをやっていました。そこにミミズとアタシが合流すると、ふたりは「ブーッ」と言いながら指差して大笑い。「何それ?」と聞いても何ということもなく、何だか楽しくて大笑いするばかり。で、ミミズも「ブーッ」とやりはじめたので、ちょっと嫌な予感がしました。「今日もいい子だよ、先生の言うことをちゃんと聞くんだよ」と念を押して出て行きましたが、どうなることやら……。

お迎えに行くと、何だか疲れ切った様子で出てきました。何も語らず、ママに抱きつき、呆然としていました。何だったんだろう。しばらくすると元気を取り戻し、家に戻りました。途中、ノーランとすれ違い、「また明日ね〜」と別れました。ノーランのママも「よくミミズはやさしいよって言っているわよ」と言っていました。相思相愛みたいです。

家に戻ると、やっぱり何だか疲れていたみたいで、ずーっとアンパンマンパソコンをやっていました。「ママと遊ぶの!」と誘われましたが、目が痛くなってきました。画面が小さいし、マウスがうまく動かないので、けっこう
集中して遊んでしまいます。それからNHKのテレビ番組を見ていると、パパがちょっと出かけることになり、ミミズは付いて行きました。「あとでさみしかったって言ってね」だって。帰ってきたときに「ママ、さみしかったよ」と言ってほしいわけです。

ふたりが出かけている間、アタシは食事の支度をしました。帰ってくると、嬉しそうに「さみしかった?」と聞き、「ママ、ミミズがいなくてさみしかったよ」と言うと、ぐっと抱きしめてくれました。これは一種の恒例儀式です。

夜ご飯を食べるともう20時。お風呂に入りました。いつものようにおてて絵本をビデオに録画し、お風呂では壁に貼ってある字を読んだり遊んだり。これまたいつもの恒例で、お風呂から上がるときは、まずアタシが先に上がって着替え、ミミズは「ママ、寝ててね」と言います。で、寝たフリをすると、その間にお風呂のおもちゃを片付け、片付け終わると"Toc, toc, toc"と幼稚園で習ったフレーズを言います。これはドアをたたく「トントン」などの擬声語です。その後、"Mesieur Pouce es-tu là ?" (親指さんはここですか?)と聞いてくるので、はじめは"Chut, je dors"(シーッ、眠っています)と答えます。で、もう一度聞いてくると、親指を立てて"Oui je sort"(はい、いま行きます)と起きるのです。で、お風呂が片付いている様子を見て驚くわけです。「わーっ! ママびっくり!」で、お風呂から上がります。

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気づくと21時を過ぎていたので、本を読まずにお布団に入りました。アタシも何だか疲れていたので、ミミズといっしょに眠ってしまいました。あぁ〜不覚だった。やりたいことがあったのに〜。