フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

この5年間のまとめをはじめています

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仮面の制作

ここ最近、ミミズの5年間の記録をまとめていました。まだぜんぜん終わっていません。でも、今年から小学校へ上がるので、ここらへんでちゃんとまとめ直そうと思っていて、けっこうな時間をかけています。

いちばん最初のミミズの記録は、幼稚園に上がるまでの赤ちゃんのころの記録でした。

そしてこのブログは、フランスの幼稚園での日々が中心となって、家庭での日本語教育についてつづってきました。

来年度からは小学校からはじまる日々の記録となっていきます。さらにいっそうミミズの学校での時間が見えなくなってきます。彼女が何を考え何を学んでいるのか、学校というベールに包まれてしまいます。

それでもわかる範囲で記録していこうと思っています。今日まで必死に日本語を教えてきたように、これからもミミズと日本語を使っていくために。

ここでも雑記帳のような記録はしばらく続けていくつもりです。でも、今後の詳細はmimizu55ドットコムに移行していきます。本格化は夏のころになるかな。今年も日本へ行くため、6月の終わりに幼稚園が終わったら、ここでの記録は終わりにしようと思います。

今日は幼稚園の美術館見学に同行しました。楽しかったです。今年度イザベル先生のクラスでは、アフリカ文化との交流がテーマとなっていて、ZEKEYEという男の子が登場する絵本を読んだり、そこからアフリカ音楽を習ったり、アフリカのサバンナについて学んだりと、アフリカがテーマとなっています。その流れで、この美術館見学では、アフリカの仮面について学び、仮面づくりをしました。

アタシも作りたかったけど、子どもたちのお手伝いをしました。子どもたちといっしょになって、美術館のスタッフの話を聞きました。おもしろかったですよ。アフリカでは、子どもが大人へと成長するとき、男子は男子の、女子は女子のいろんなことを学ぶために長老たちといっしょに森へ行きます。そこでいろんなことを学び、帰ってきたら盛大なお祝いが行われますが、そこで仮面をかぶって踊るわけです。

男子は男子の、女子は女子の仮面をかぶり、体もすっぽりと覆えるような服を着て踊ります。この全身の衣装には魂が宿るとされているため、人間の部分が見えないように隠すのだそうです。

フランスからアフリカはさほど遠くはないため、こうしてアフリカのことを学ぶ機会が多いです。日本にいたら、あまりこういう経験はしなかったかもしれないなぁと思うと、すばらしい経験をしているなぁと感じました。