フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

うらしまたろうを読む

f:id:mimizu55:20170929161609j:plainf:id:mimizu55:20170929161616j:plainf:id:mimizu55:20170929161627j:plain

今朝の課題は、
カタカナの読み
促音7
カタカナのオノマトペ
ものの数え方
2ケタの数字(41~50)
時計の読み方
かるたの読み
です。

28日、昨日は一日中、動いていました。月曜日と木曜日は幼稚園で体育の時間があります。けっこう本格的で、体育館にはいろいろな障害物が並び、その上を歩いたり飛んだりするのかなと思います。ミミズは体育が大好きです。

で、アタシが家に帰ると、テレビを見ながらボーっとしていました。で、しばらく甘えん坊。「ママ、大好きよ~❤」と引っ付いて離れません。で、畳でいっしょにゴロっとしながらテレビを見ました。今日は疲れているのかなと思いきや、サッカーをやろうと言い出し、外で元気よく遊び始めました。

前回も書きましたが、サッカーやボール投げは、ちゃんと向かう相手に届くようにやるようになりました。幼稚園で習っているのかもしれません。まさに社会性が身についてきているなと実感します。そして、ひとり遊びの時間が増えました。しずかに聞いていると、ほぼすべて日本語ですね。よかった。フランス語になってしまったら何だか悲しくなります。「かたつむりさん、こっちにおいで。あ、ダメよ、そっちは!」みたいなことをひとりで言って遊んだりします。昨日は縄跳びもやりました。ちょっとやり方を教えると、たまに上手にできたり。本当に少しずついろんなことができるようになっています。

夜ご飯の時間のとき。さすがに疲れたのか、ちょっとぐずりはじめると、パパに叱られ、大泣きして、フランス流の「部屋の隅に立ってなさい」をさせられました。疲れてるんだし…と思っても、ま、フランス流だから仕方ない。ミミズ、しばらく立たされていました。で、落ち着いて夜ご飯を食べ、お風呂へ。

お風呂でも小さなボールでキャッチボール。投げたものを桶に入れて、できた、できなかったを競ったり。タオルで顔のマッサージをしたり。しばらく遊ぶとお風呂から上がりました。

お布団に行くと、昨晩の『うらしまたろう』を持ってきて、「わたし、ちょっとうらしまたろうを読むから、ママ、聞いててね」と言って、2ページほど読みました。ときどき漢字も入っていて、けっこう文字のある本ですが、上手に読みました。ミミズはかれこれ、ひらがな・カタカナの100文字近くを識別できるようになり、だんだんと書くのも上手になっています。だから、先日、幼稚園の先生に「視覚的な記憶力がいい」と言われるのも当然かもしれません。最近では、漢字までやりはじめています。本人がやりたがっているからはじめましたが、ミミズはいったいどこへ行くんだろう……。彼女の行方が楽しみです。

それから『はなさかじいさん』を読みました。やさしいおじいさんの犬をいじわるなおじいさんが殺してしまうと涙を浮かべ、お墓にいっしょに植えた種から芽が出て大きな木になるところがどうしても納得できず。「どうして大きな木になったの?」の連発。いじわるなおじいさんがその木で作ったうすを焼いてしまうところも、「どうして焼いちゃうの?」。その灰をやさしいおじいさんがまいたら花が咲き、おとのさまから褒美をもらい、いじわるなおじいさんがまいても花が咲かず、とらえられてしまうシーンで「どうして連れていかれちゃうの? どこに行くの?」と質問攻め。4歳ぐらいになると、ちゃんと物事を理解して、納得できないことは納得しようとするものなんだなぁと毎日本当に勉強です。