フランスの幼稚園に通いながら日本語教育

フランス在住のミミズ3歳が、現地の幼稚園に通いながら、いかに日本語を学んでいくのかをつづります。フランス語が大嫌いな日本人ママの奮闘もあり!

ついにわかった!バイリンガルになる方法!

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気づけば秋休みの1周目が終わろうとしています。今日から冬時間。日本との時差が8時間となりました。

ここ最近のミミズは何だかすごくて、フランス語も日本語もパッと出てくる。もしやこれってバイリンガルってこと?と疑う余地なし。彼女はたぶん完全にバイリンガルになりました。

これまでは日本語の方が勝っていたし、いまもまだ日本語の方が強い。でも、フランス語もスラスラ出てきて、パパとの会話では一部よくわからないことも話しています。それを5歳のミミズがママに訳してくれるのです。すごい。

彼女と接してきたこの5年でわかったことは、バイリンガルにするには第二外国語となる言語で親が完全に接することが大切。我が家の場合、フランスに居るわけだから、フランス語が第1言語となるわけで、日本語は第2言語なので、日本語をずっとずっと使ってきたことが、彼女のバイリンガルの成功の秘訣ということになるわけです。

アタシが実践してきたことは日本語で接するだけではなく、日本語の勉強をすることもあります。毎朝30分程度ですが、ひらがなやカタカナ、漢字も読み書きするようになりました。こうしたアクティビティも重要な気がします。

だからといって、フランス社会から隔絶した生活を送るのもダメで、しっかりとふたつの文化に触れさせることも重要。どちらか一方になってしまうと、どちらもうまく使えなくなる可能性があります。ミミズは幼稚園に行く前から児童館に通わせ、いろんな子どもたちと触れ合い、幼稚園がはじまった後も柔道を習い、ふたつの文化に触れています。

もうひとりぐらい子どもがいたら、ミミズ以外の子どもが同じようにバイリンガルになるかどうかがわかったんだけど、残念ながらまだ訪れません。だから必ずしもこの方法がいいかどうかはわかりませんが、我が家ではこの方法でミミズはバイリンガルになりました。

とはいえ、バイリンガルに本当になれるかどうかはこれからで、この先、どんどんフランス語が入ってきたら、日本語のレベルもどんどん上げていかないといけなくなります。反対に、もし日本に帰ることがあったら、彼女は間違いなくフランス語を失うと思います。だからまだわかりません。

というわけで、試練はまだまだ続きますが、最近のミミズがあまりにもすごいので驚く毎日です。